平成26年の資産運用結果
年末という事で、今年の株式運用の結果をまとめてみたいと思います。目標値と前年度の結果も合わせて書いています。
(目標についてはセミリタイアの資産目標とともにコロコロと変わるので、過去の日記と言っていることが違う可能性があります(笑))
■今年の資産運用結果[目標値、前年度の結果]
1.株式運用益(確定利益)[目標ライン…0%、前年…31.90%(税引前)]
今年の結果…9.9%(税引前)
今年の運用益は9.9%となりました。
元々私の運用方法がリスク回避に軸足を乗せており、「減らさない」(元本を確保して配当利回りや下落時鞘取りで利を取る)ことを目標としているので、プラスを確保できれば儲けものという考え方です。
リスク回避のために、ポジションを減らしていることが多く、今年「全力持ちしていた期間」は延べ76営業日でした。衆院選があった11~12月に意図的に(マイルールの例外扱いで)全力持ちを継続したりしていましたが、それでも概ね去年と同じ程度の長さでした。
年間の1/3は全力では買っていないという事で、リスク回避優先(持っていない時に上がると儲からない)運用を続けています。そのため、もっと儲かっているであろうもっと「上手い」投資家の皆様と比べると地味な数字ですが、それでもリスク回避をしつつも指数(日経平均やTOPIX)以上には黒字になっていますので、上出来だと思います。
2.株配当利回り ※暫定[目標…3.2%、前年度…3.36%(手取りベース)]
今年の結果(9月末権利銘柄まで)1.63%
セミリタイア後の主収入の一つとして位置づけている株式配当です。
今年から税金が10%→20%に増額(実際には復興税もありますがややこしいので省略)された事から、何もなくても手取りが約8/9に減る事になります。
また、最近の株価(=株の取得原価、配当利回りの「分母」)の急速な値上がりに配当が「ついてこれていない」ケースが多く、今年の配当利回りは厳しい情勢です。
現時点で9月権利銘柄分まで届いていますが、配当利回りは1.63%。去年の場合、この時点で3%近くまで達していた事を考えると、半減と言ってもいい状況です。今後、10~12月分が順次届く予定ですが、主力である3/9月権利分が届き終わっている事もあり、下手したら2%も厳しいかもしれません。
資金計画を下方修正するべきかについては、今後の推移を見て考えたいと思います。
3.下落時の鞘取り [目標…5%、前年度…7.11%]
今年の結果…4.4%
私の資産運用は、基本的に株を買い足しつつ持ち続ける長期運用型?です。
ただ、リスク回避のために持ち株を「相場が下がりそうな時に一時的に手放す」→「底を打って上がると思った時に買い戻す」を繰り返しています。
一時的にポジションを軽くする事によって、時々発生する暴落を「避け」るとともに、同じ株を安く買い戻して差額をゲットする事が目的です。
この行動が上手くいって「一時売却した株を安く買い戻せた」時に浮いた額(売却値-買戻値)が、ここで書いている「下落時の鞘取り」額です。
1で挙げた上昇によるプラス分は(同じ株をほぼ同額で買い戻すので)基本的に再投資に回されますが、この「鞘取り」額は現金ベース(厳密には株式口座に入った現金)が増える事になるので、セミリタイア後の収入ベースの一つとして位置づけています。
今年については、年初~2月頃の下げと、10月の下げで「鞘取り」に成功しています。しかし、3月、5月、7月、8月、9月と5回も踏み上げられている(売値より高くなっている)ので、通算では2勝5敗でした。
一定の成果は上がったものの、残念ながら目標の5%や前年度の7.11%には届きませんでした。基本的に株価が上げ基調で「鞘取り」のチャンスが少なかったですし、去年の5.23暴落の様な大きめの下落が無かった事が影響した形でしょうか。
この「下落時の鞘取り」と前項の「上昇による利確」は表裏一体なところがありますし、相場全体の値動きの影響も受けます。相場全体が下落基調の年は、この「鞘取り」の成果も上がるものと思われます(反面、上昇しないと儲からない運用益は下がるでしょうけど……)。
基本的な目標は、概ね横横の年を標準として、それぞれ5%~10%程度利益が出たらいいなぁ……というところです。
■運用結果総括
全体的には、一定の成果は出せて上出来ではあるものの、去年と比較すると成績が下がっているのが少し残念と言ったところでしょうか。まあ、そもそもアベノミクス本格化初年である去年が特殊だったわけですが……。とはいえ、今年も基本的には上昇基調でしたし、私の様な買い主体の投資者にとってはいい一年だったと思います。
来年以降の展望については、年明け後の初日記となる次回に改めて書きたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございます。
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(目標についてはセミリタイアの資産目標とともにコロコロと変わるので、過去の日記と言っていることが違う可能性があります(笑))
■今年の資産運用結果[目標値、前年度の結果]
1.株式運用益(確定利益)[目標ライン…0%、前年…31.90%(税引前)]
今年の結果…9.9%(税引前)
今年の運用益は9.9%となりました。
元々私の運用方法がリスク回避に軸足を乗せており、「減らさない」(元本を確保して配当利回りや下落時鞘取りで利を取る)ことを目標としているので、プラスを確保できれば儲けものという考え方です。
リスク回避のために、ポジションを減らしていることが多く、今年「全力持ちしていた期間」は延べ76営業日でした。衆院選があった11~12月に意図的に(マイルールの例外扱いで)全力持ちを継続したりしていましたが、それでも概ね去年と同じ程度の長さでした。
年間の1/3は全力では買っていないという事で、リスク回避優先(持っていない時に上がると儲からない)運用を続けています。そのため、もっと儲かっているであろうもっと「上手い」投資家の皆様と比べると地味な数字ですが、それでもリスク回避をしつつも指数(日経平均やTOPIX)以上には黒字になっていますので、上出来だと思います。
2.株配当利回り ※暫定[目標…3.2%、前年度…3.36%(手取りベース)]
今年の結果(9月末権利銘柄まで)1.63%
セミリタイア後の主収入の一つとして位置づけている株式配当です。
今年から税金が10%→20%に増額(実際には復興税もありますがややこしいので省略)された事から、何もなくても手取りが約8/9に減る事になります。
また、最近の株価(=株の取得原価、配当利回りの「分母」)の急速な値上がりに配当が「ついてこれていない」ケースが多く、今年の配当利回りは厳しい情勢です。
現時点で9月権利銘柄分まで届いていますが、配当利回りは1.63%。去年の場合、この時点で3%近くまで達していた事を考えると、半減と言ってもいい状況です。今後、10~12月分が順次届く予定ですが、主力である3/9月権利分が届き終わっている事もあり、下手したら2%も厳しいかもしれません。
資金計画を下方修正するべきかについては、今後の推移を見て考えたいと思います。
3.下落時の鞘取り [目標…5%、前年度…7.11%]
今年の結果…4.4%
私の資産運用は、基本的に株を買い足しつつ持ち続ける長期運用型?です。
ただ、リスク回避のために持ち株を「相場が下がりそうな時に一時的に手放す」→「底を打って上がると思った時に買い戻す」を繰り返しています。
一時的にポジションを軽くする事によって、時々発生する暴落を「避け」るとともに、同じ株を安く買い戻して差額をゲットする事が目的です。
この行動が上手くいって「一時売却した株を安く買い戻せた」時に浮いた額(売却値-買戻値)が、ここで書いている「下落時の鞘取り」額です。
1で挙げた上昇によるプラス分は(同じ株をほぼ同額で買い戻すので)基本的に再投資に回されますが、この「鞘取り」額は現金ベース(厳密には株式口座に入った現金)が増える事になるので、セミリタイア後の収入ベースの一つとして位置づけています。
今年については、年初~2月頃の下げと、10月の下げで「鞘取り」に成功しています。しかし、3月、5月、7月、8月、9月と5回も踏み上げられている(売値より高くなっている)ので、通算では2勝5敗でした。
一定の成果は上がったものの、残念ながら目標の5%や前年度の7.11%には届きませんでした。基本的に株価が上げ基調で「鞘取り」のチャンスが少なかったですし、去年の5.23暴落の様な大きめの下落が無かった事が影響した形でしょうか。
この「下落時の鞘取り」と前項の「上昇による利確」は表裏一体なところがありますし、相場全体の値動きの影響も受けます。相場全体が下落基調の年は、この「鞘取り」の成果も上がるものと思われます(反面、上昇しないと儲からない運用益は下がるでしょうけど……)。
基本的な目標は、概ね横横の年を標準として、それぞれ5%~10%程度利益が出たらいいなぁ……というところです。
■運用結果総括
全体的には、一定の成果は出せて上出来ではあるものの、去年と比較すると成績が下がっているのが少し残念と言ったところでしょうか。まあ、そもそもアベノミクス本格化初年である去年が特殊だったわけですが……。とはいえ、今年も基本的には上昇基調でしたし、私の様な買い主体の投資者にとってはいい一年だったと思います。
来年以降の展望については、年明け後の初日記となる次回に改めて書きたいと思います。
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